シェムリアップから車で3時間ほどにある、サンボープレイクックに行ってきました。まだまだ調査中で謎な部分も多い遺跡の一つです。
ここは、アンコールワットやアンコールトムといったアンコール王朝時代より前の時代、チェンラ時代の首都があったといわれています。
(日本では聖徳太子が国を治めている時代です)
余談ですが、この都は中国の史料に記されており、そこには「伊奢那城(イーシャナプラ)」とよばれる都に2万戸の家屋があり、都市の中央には祭事を司る大きな堂が位置していた」ということが記録されているそうです。
ここは、シェムリアップやプノンペンから離れているということもあって人も少なく、森の中にひっそりと遺跡が存在しており神秘的な雰囲気を感じることができます。
現在、世界遺産の登録はまだされていないそうですが、
世界遺産に登録されると、修復や発掘が格段に進む反面、
観光客が増えることによって、自然破壊や今の神秘的な雰囲気が損なわれる恐れがあるということで手放しでは喜べないのが現状ということでした。
今後の課題も多いですが、古代にタイムスリップしたような感覚が味わえるサンボー・プレイクック、機会があればぜひ一度足を運んでいただきたいです!!
|